▼ | 【534】【全国運2009】総合スレッド 南鉄/宮津覚 2009/06/30 23:29 |
【616】【全国運2009】プラレールのダイヤ運転 真水博之 2009/11/18 22:43 |
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真水博之 2009/11/18 22:43 |
とりあえず、今回のプラレールダイヤ運転は好評だったようですね。 実は、鉄道模型のダイヤ運転はスタッフが固定されつつあったので、お手軽な入門編 として企画要員育成という狙いもあったのですが、航くんに見事にはまっていただけた みたいで、次回の企画を楽しみにしています。 そういうわけで、今回の実証実験の結果考察をしてみようかと思います。 まず、何より駅間距離ですね。当初の配置では、駅間が直線換算で7〜8本程度でした。 これだとやはり短すぎて、皆さん大変忙しくなってしまいました。それでも、何とか こなしてしまうのは、やっぱり長年のダイヤ運転で鍛えているからでしょうか。 配置変更後は、直線換算で15本にしたのですが、最低でもこれくらいは必要でした。 また、運転士が速度や運転間隔を適当に調節してくれる鉄道模型と異なり、プラレール の場合は、列車密度を高くしなくても、つまり、本数を増やさなくても、駅間距離を 調節することで、難易度を変えられることが判ったのは、大きな収穫でした。 次に、駅の線路配置ですが、複線または通過/退避線で停車位置が2本並ぶ場合、 ストップレールの位置をずらして、停車位置を調節したほうがいいですね。後半に エドガーさんがやっていましたが、やはり、2本ならんだ列車の隙間ではレバー の操作がしづらいです。そうすると、駅の有効長は、3両編成の場合、今回は直線 2本だったのですが、3本に増やすことになります。 列車の速度ですが、駅間を長くしたとしても、今の半分くらいがいいのではないか と思いました。何しろ列車を目で追うのが疲れます。ただ、それ以下にすると、 ポイントの通過時間が長くなりすぎて、ターミナル駅や分岐駅の担当者が苦労しそうです。 速度を落とす方法ですが、プラ板両面に電極を貼り、それに抵抗をつけたものを電池の マイナス側にはさめばいいかなと思います。単二電池車はスペースに余裕があるので 十分可能だと思いますが、単三電池車はちょっときついかもしれません。 それから線路の改良について。宮津さんが言っていましたが、ポイント操作の負担を 軽減するために、スプリングポイントがあるといいですね。プラレールの場合は、 実際にスプリングで動かなくても、新宿駅の終端側や大宮駅の指扇側で使用していた ような、背向の時はガイドを乗り越える形でいいと思います。これだと可動部分が ないので、構造が単純にできそうです。 最後にひとつ。運転士がいないことで、列車の速度が調節できない、抑止が効かない ということは予想できました。それで、随所に抑止用のストップレールを配置しました。 しかしそれとはまったく別の観点で、運転士がいないことの大変さに気が付きました。 それは、駅に進入してくる列車に対して、「これは何列車?」聞いても誰も答えて くれないことです。つまり、自分がダイヤを常に把握していなくてはならいという ことでした。その上、駅間が短いとダイヤを確認する暇もないのですから、これは 難しいです。 今回は、初めてで、とにかくやってみなくては判らないという面が多々ありましたが、 参加していただいた皆さんのおかげで無事に実施することができました。 どうも、ありがとうございました。 真水 博之/さいたま市南区 |
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