▼ | 【947】下拵え1・非動力台車用車輪 きんぎょ/中澤寛 2010/10/25 19:42 |
【956】下拵え7・雌ネジブロック切削その2 きんぎょ/中澤寛 2010/11/30 18:26 |
|
きんぎょ/中澤寛 2010/11/30 18:26 |
雌ネジブロックを切削の続きです。 3mm厚の断面中央に、1.5mm(a)-1.6mm(b)-1.5mm(c)の竪穴を8組開けていき ます。1.5mm穴のスライド溝(a)〜(c)の間隔は8.5mm、隣の組との間は3.5mm です。初めにセンタードリルで穴の位置を付けてから、1.5と1.6のドリルを 交換しつつ開けています。 > 作り損じが出なければ・・・ などと書いてしまったのに、案の定、2ヶ所もドリルの刃を折って埋め込ん でしまいました。10mm近くも深さがあるので、かなり注意したつもりでした が、最後もう一寸というところでやってしまいました。 折れた刃が埋まったままでは後で危ないので、泣く泣く周囲を切って取出 しておきます・・・ 使っているフライス盤はSAKAI MM-140で、XY軸に平面移動出来るテーブル の上にボール盤のようなものが立っている構造です。このXYテーブルの送り 目盛が1.5単位なので、同じパターンを繰り返すときは、穴開け位置の1組ず つを1.5mmの整数倍にすると、間違いにくく楽です。今回は1組12mmで、ゼロ 点で始めれば、中心(b)がゼロ点の繰り返しになり、思わぬ勘違いを防止で きます。 また、例えば(a)〜(b)間4.25mmは「2.+1.25」同じ目盛位置へ2回回して 1.25ずらし、というような目盛数を略図に書き込んでおいて、テーブル送り ハンドルを回しています。0.025単位まで目盛はありますが、繰り返しの目 盛を読むのが面倒なので0.25mm単位までで済むように寸法を決めています。 送りハンドルには遊びがありますから、遊び分をずらしてしまわないよう にしないと、当然のことながら正確な結果は得られません。ハンドル回しは 反時計方向と決めていて、戻ったときは行き過ぎてから反時計方向に送り直 して目盛合わせします。 Trolley Model Train ====================== 東日本電軌・煉瓦坂軌道線 きんぎょ/中澤 寛 東京/多摩 【101130FBlock2.jpg : 68.6KB】 |
101130FBlock2.jpg |
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 1.1.4...@113x36x222x199.ap113.ftth.ucom.ne.jp> |