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▼ | 【191】碓氷峠鉄道文化むらと信越本線廃線跡 ゴボウ/山田秀幸 2004/07/04 01:42 | ![]() |
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ゴボウ/山田秀幸 2004/07/04 01:42 |
6月21日。横川行きを決行しました。 文化村入り口脇の横川郵便局で百円預けて通帳に「碓氷峠の関所跡 群馬・横川郵便局」のゴム印を押してもらってから、二人のあこがれというべきEF63を間近で拝んできました。大きくて力がありそうで本当に「シェルパ」という印象です。 3万出せば実物を動かせるそうですがそこまでの財力がないのであきらめ、運転台をのぞいてきました。思っていた以上に高いところにあります。へえここをいじくると動くんだぁと感心しながら二人で見ていました。 忘れてはいけない、アプトのED42も見ました。 同行した職場の鉄道好きのT君に、信越本線の歴史をはじめEF63の構造から展示車の台車・床下機器まで説明しながら回りましたが、事前のにわか仕込みで、オハユニ61の独立暖房装置(各車ごとのファンヒーター)に気づかなかったのが間抜けであります。 実物の床下を丹念に見てた僕に、釜飯を食べながらT君いわく、 「床下見る人って珍しいよ」 それに対して僕の答え。 「床下の器具なしじゃ走れないだろが」 本当にそう思っているのです。 で、村内を一周する汽車にも乗り、天気はどうにか持っているので信越本線廃線跡を少したどってみようということになり、文化村を出て線路端に行ってみると、複線をかたっぽだけ外し、外した部分は舗装してあるのです。バラストの地面は歩きにくいのでこれはいいやと思ったのですが、意外にも想像以上の勾配でした。あの66.7パーミルはもっと上の方に行かないと出てこないのですが、少し歩いて振り返ると、上がり口がずっと下の方に見えました。片方だけ残され、うっすら錆びている線路を見、この線路を廃止して信越本線を分断してしまったのか、という気がしました。 丸山変電所はきれいに整備されていまして安心しました。でも不思議なのは変電所の前の旧本線に、プラットホームのようなものが設けてあるのです。片側だけ残してある線路と考え合わせると、何か走らせることになっているのでしょうか。 変電所からさらに少し歩き、峠の湯なる施設の下まで来たところで雨が急に激しくなりまして、峠の湯の前で一休みして引き返しました。めがね橋まで行きたかったんですが、それはまた今度にしようねということで、横川駅にちょうど止まっていた高崎行きに乗り込み帰京(さらに僕は帰「浜」)しました。 天気は悪かったですが、鉄道史の現場と実物車両に触れられて非常に充実した日帰り行でした。 |
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