鉄道模型フォーラム Model Train

喫茶『カブース』

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【485】台湾へ行ってきます 真水浩一 2007/04/29 14:18 [未読]

【505】【台湾へ行って来ました】その5 真水浩一 2007/07/01 01:26 [添付][未読]
【509】Re:【台湾へ行って来ました】その5 エドガー/山下真弘 2007/07/23 23:06 [未読]
【510】Re:【台湾へ行って来ました】その5 真水浩一 2007/07/31 22:38 [添付][未読]

【505】【台湾へ行って来ました】その5
 真水浩一  2007/07/01 01:26

 嘉義駅前は小さなロータリーがあって、バスやタクシーが忙しげに出入りしています。一角に「公車站(バスターミナル)」があったので、シェイのいる嘉義公園までのバスを探します。知らない街でバスに乗るというのは日本でも結構冒険ですが、外国では本当に右往左往。キョロキョロしていると親切そう(?)なオバちゃんが大声で話しかけてくるというのは万国共通の現象で、「※▲…◎◎◆…」。何て言ってるんだろう。「ゴメンネ、ワカラナ〜イ!」と日本語で答え、逃げるように(いや、逃げてる)駅へ戻りました。どうしよう…、もう公車站に近づくのは不可能だな、と思いながら再度駅前広場を見渡したら、道路標識に「↑嘉義公園」という表示が!。どれだけ距離があるのかわからないけど、これを信じて大通りを歩くことにしました。
 でも、歩けど歩けど公園らしい雰囲気にはなりません。街並みは駅前商店街が終わり、事務所や住宅が増えてきました。だんだん通行人も減ってきました。建物の間の路地をのぞきこむと、踏切が見えます。阿里山森林鉄道でした。そうか、これに沿って歩いていたんだ…。やがて建物も終わり、長い長い塀が現れました。塀をよく見ると、SL(シェイ)のレリーフが嵌っています。さすが、森林鉄道の街ですね。中は工場のようですが、森林鉄道に関連した施設でしょうか。製材所とか。かなり歩いたところで塀が切れ、門があったのでひょいと中を見ると………、えっ、なにこれ……。思わず息を飲みました。「阿里山森林鐵路嘉義車庫園區」。公園風の園内にはナローのレールが広がり、カラフルな車両に見入る人、単に歩いている人、中には犬(しかも大型犬)を散歩させてる人もいたりして。さっき見た工場のような建物は、ディーゼル機関車の格納庫でした。そして転車台、古い客車、シェイ23号機!
 守衛さんに笑顔で挨拶したら中に入れてくれ、あとは写真を撮り放題。もう、とにかくびっくりです。奥へ奥へと進むと「修理工廠」と書かれた緑色の建物。そのあたりで線路は一旦収束して踏切となり、その向こうで再び広がって駅になっています。これが北門駅。知らないうちに、阿里山森林鉄道を一駅分歩いていたのでした。北門駅は阿里山へ向かって右手に旧駅舎。どっしりとした和風の建物です。左手が2階建ての新駅(ビル)で、広い駐車場があります。ここに車を置いて鉄道に乗り換えれば、楽チンですね。
 どれだけ時間が過ぎたんでしょうか。興奮覚めやらぬまま最初の門に戻って守衛さんに挨拶し、嘉義駅へと戻りました。車庫園區から嘉義駅まで歩いて15分。次の目的地の新營までは、10:29発の自強1003次に駆け込み乗車でした。とすると、園區内を歩いていたのは1時間ほどですね。結局、嘉義公園はどこだったんだろう? (続く)

埼玉県桶川市  真水浩一

※添付画像は、車庫園區入口の門です。初めての街をあてずっぽうに歩いていたら、いきなりこんな風景に出くわしました。とってもラッキー。

添付画像
【園入口.jpg : 147.4KB】
[添付]
園入口.jpg
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【509】Re:【台湾へ行って来ました】その5
 エドガー/山下真弘  2007/07/23 23:06

こんばんわ。エドガーです。

シェイの現物はどんなでしたか?
模型でしか見たことのないシェイにも、「その6」のサトウキビ列車にも惹かれます。台湾にはまだまだナローがあるんですね。
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【510】Re:【台湾へ行って来ました】その5
 真水浩一  2007/07/31 22:38

遅い返答ですみません。

シェイを見た感想は、まぁ何と言いますか、大きさ的には遊園地の機関車みたいで、あまり公共交通機関っぽくない感じがしました。本当は小さいながらも相当の力持ちだったらしいのですが。シリンダーの無い側って絵にならないためか、写真などの資料が少ないんですよね。この際だから、この辺を重点的に見たりして…。
それよりも日本の新交通システムのようなスタイルのミニ客車。私としてはこちらの方に興味を引かれました。添付の画像はシェイの近くに置いてあった客車で、なんとトイレとして使われています。
昔の子供は「汽車ポッポ」と言えば、肘を腰に当て腕を回転させてロッドの動きを表現したものですが、実物のシェイを見るとその常識がくつがえり、改めてその特殊性に気づかされます。よくこんな仕組みを考えたものですね。でも、歯車はメンテをしっかりしてないと抵抗が大きくなったんじゃないかな?。異物を巻き込んで事故になったりしなかったのかな?。

サトウキビ列車は、最も観光向けですぐ行けるのが新營のものと聞いていたのでここで見学しました。このような施設は他にも数ヶ所あるとのことで、台湾の奥深さを感じます。

埼玉県桶川市 真水浩一

添付画像
【トイレヤ.jpg : 248.7KB】
[添付]
トイレヤ.jpg
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@p1125-dng12chibmi.chiba.ocn.ne.jp>

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