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橋本孔明 2004/08/26 14:36 |
橋本孔明@結伝杜です。 >>私には、デバイスドライバを書くほどの技術はない(本は買いましたが) >>ので、MS100とは普通にRS232Cでの通信ですし、センサーは既成の汎用 >>ドライバを使用したプリンタポート入力です。 センサについては、もちろん専用のA/Dユニットなどで信号として入力するの が一番簡単で確実なのですが、御殿場でも少しお話したかもしれませんが、 なにしろ資金的な問題からコストダウンを追求することになったため、ジョイ パッド流用ということにしてみました。 結果としてセンサ11箇所が入力できる(ボタン11個)ジョイパッドはひとつ 500円程度です。ジョイパッドですのでUSB接続、ドライバもWindows標準添付 ですからどのPCでもすぐに使え、ソフトウェアもDirectX(DirectInput)の開 発(割と簡単)ですからこれも工数が少なくてすみます。 >>それから、通過検出には、CdSセルを使用しているとのことですが、感度 >>や反応速度はいかがですか? >>反応速度が遅いと単行の機関車がフルスピードで通過したら、反応しな >>かった、なんてことが起こりかねませんが。(そこまで遅くはないですか) CdSは「上に何か居るかどうか」がon/offで常時調べられるものですので、こ れを「通過検知」の信号にするため、プログラム側で別スレッドで無限ループ を回して信号をポーリングする形を採用しています。実はジョイパッドの基板 はノイズがあるようで、たまに一瞬On/Offが切り替わったような信号が流れて くることがあります。このようなノイズ対策のため、センサONを検知したらそ れから一定秒間(今回は0.3秒)ONが続くかどうか調べてからプログラム上で センサONと判断するようにしています。実際にはこれにCdS素子自身の反応速 度が加わります。 御殿場での検証の感想としては、最低限「車両が上に居る時間」は0.5秒を確 保できるようにしたほうがよさそうだという印象を受けました。 機関車を常識的な速度で動かすなら問題はありませんが、路面電車の1両編成 フルスピード通過だと少々厳しいかもしれません。 センサについては時間の関係で今回はそれまで検証していたCdSをそのまま採 用という形になりましたが、今後は他の形式のセンサも研究予定です。 ただ、車両に何らかの加工(DCCデコーダ搭載を除く)を要求するものはなる べく避けたいと考えています。リードスイッチ用の金属片やフォトリフレクタ 用のアルミテープなどがこれに該当します。どれだけ簡単な加工であっても、 結伝杜内の車両の総数がシャレにならない数になっているため‥‥です。 タッチセンサについてはTOMIXの製品がありますので、次はこれを研究してみ ようかと考えています。 当然ながら、素子ごとに「通過検知」と「在線検知」の得意不得意があります から、これらの組み合わせを採用していくのがベストかもしれません。 また、センサ入力をそのままLoconetパケットに乗せてしまう方式などを研究 予定です。というのも、センサが増えるとセンサ用の配線の手間がバカになら ないと今回痛感したためです。 --------------------------------------------------------------------------- 橋本孔明 / Yoshiaki "Koumei" Hashimoto http://train.khsoft.gr.jp/ |
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【81】RE: JAMでDCC自動運転を展示 真水博之 2004/08/26 09:26 |
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