えーと、解説するのが面倒なので過去のRMを見て(((((((((((((((((((((^^;)
と言うだけではダメだろうから、簡単な解説をすると・・・
ヨーロッパの寝台車は、寝台車と簡易寝台車(これを寝台車に入れるならですが)しかありません。
寝台車は全て個室で、1輛に一人(最近は違うのもいますが)車掌が乗っていて、色々なサービスをしてくれます。
このサービスが有るのが寝台車です。で、質問のクシェット(ドイツ語ではリーゲヴァーゲン)の色ですが、
DB所有の車輛はその通りです。
寝台車のDSGとTENでについてですが、DSGは Deutsche Schlafwagen-und Speisewagen-Gesellschaft の略で
日本語の直訳すれば、ドイツ寝台車・食堂車会社です。第二次世界大戦後、西ドイツの寝台車と食堂車の
車両の管理、運行にサービスを行っていました。旧西側の西ドイツ以外の国では、CIWL(ワゴン・リ)がおこなっていました。
1971年、CIWLとDSGが運行管理から撤退する事になり、8ヶ国の国鉄が集まって寝台車の運行を管理する組織
TENを作りました。8ヶ国とは、フランス、ドイツ、スイス、イタリア、オランダ、ベルギー、ルクセンブルクにデンマークで
車体のロゴマークと塗色も青に統一されました。しかし、DSGの塗色が赤だった為、元DSGの車輛は全検迄赤のままでした。
また、これら8ヶ国以外の国(たとえばスペイン等)では、CIWL等が寝台車の運行管理を行っていました。
DSGからTENへのマークの塗り替えですが、多少のタイムラグはありましたが、一時期に全車(除く保存車)が変更されています。
TENですが、Trans Euro Nuit(Night, Nacht, Notte)等々、夜の意味のNは各国語で標記されていました。
と言うところでしょうか・・・詳しくは、RMの1986年7月号に書いたから、そちらを見て下さい(;^◇^;)
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