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【2270】岡山臨港鉄道 南岡山(貨)〜岡山港 南鉄/宮津覚 2022/04/25 01:32 |
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南鉄/宮津覚 2022/04/25 01:32 |
南鉄です。 岡南地区の臨海部一帯は工場地帯と港湾になっていて各工場や倉庫等に向けて 専用側線が南岡山(貨)と岡山港駅から延びています。 〇南岡山(貨) 岡山臨港の駅舎及び本社があり、機関庫などもここにあります。 構内は4線で機回し線を兼ねた本線、到着線、出発線と機関庫への入出庫、 待機を兼ねた引上げ線があります。 開業時は「汽車会社前」でした。後に汽車製造が撤退して「南岡山」になり、 S43の貨客分離で貨物駅になっています。入換機はここに常駐しています。 ここは閉塞取扱駅なので岡山港に向かう旅客列車もここでスタフの交換を行い ます。 ●南岡山(貨)東側の専用側線(東線) 南岡山のヤードから岡山港方に本線を進み東に分岐した専用側線を便宜的に 「東線」と呼びます。同じく「西線」を含み南岡山の側線なのでダイヤはありま せん。入換機の運転士が適宜、発着貨車の入換を行い組成します。 ただし、たまにやって来る岡山港行きの旅客列車を支障してはいけません。 東線を進むと2線に分かれここで機回しや各専用側線への出入ができます。 山側に横山石油岡山貯油所があり石油タキが発着します。 貨12 石油タキ×3 横山石油岡山貯油所 貨23 石油タキ×3 横山石油岡山貯油所 海側の奥は同和鉱業岡山精錬所で片上鉄道柵原から和気を経由して硫化鉄鉱が 木製トキにより到着します。また濃硫酸が硫酸タキで発送されることもあります。 貨14 木製トキ×3 同和鉱業岡山精錬所 又は 硫酸タキ×3 海側の手前は山陰木材防腐で鋼製トキにより木材が発着します。 貨25 鋼製トキ×3 山陰木材防腐 東線の先端部はクラレ岡山事業所の構内へ続きます。ここにはワム8による 富山工場から原料のポバール(ポリビニルアルコール)が到着します。また、時折 工業用アルコールが新興3地区から内外輸送のアルコールタキにより到着します。 貨13 ワム8×4 クラレ岡山事業所 貨24 ワム8×4 クラレ岡山事業所 又は アルコールタキ(内外輸送) ●南岡山(貨)西側の専用側線(西線) 南岡山のヤードを岡南元町方に戻り、西側に分岐するのが西線です。 こちらは機回しが出来る側線はないので各専用側線に合わせて牽引又は推進 で発着貨物を出し入れする必要があります。 西線から左に分岐するのが丸正製粉の側線です。ここには小麦ホキが到着しま すので推進で到着させます。 貨15 小麦ホキ×3 丸正製粉 西線の右側に三井製糖岡山工場があります。右手前側に側線が分岐するので 北海道からのテンサイ積載のワム車をスイッチバックして推進で側線に入れます。 貨27 黒ワム×4 三井製糖岡山工場 西線の先端部は移転してきた岡山中央市場です。 冷蔵品と青果品がレム、ツム等で到着します。 貨16 レム、ツム等×4 岡山中央市場 貨26 レム、ツム等×4 岡山中央市場 〇岡山港 児島湾に面して岡山港駅があります。 埠頭の先端部が旅客ホームです。対岸の集落から渡船で渡り岡山市内に通勤 通学する旅客もいるので一部の列車が岡山港行きとなっています。 史実では児島湾の締切堤防完成後は旅客が激減し、旅客ホームも埠頭手前に 移設されましたが、このダイヤではまだ岡山港行きもあり、渡船も運行してい ます。 岡山港への貨物列車は入換機が貨物のスジで運行しますので注意が必要です。 構内配線は機回しが出来る側線がありますが、ここは岡山臨港岡山港倉庫の 発着線なので貨車がいる時は機回しが出来ません。また、旅客列車が通過しま すので本線上に貨車は放置できません。 貨18 黒貨車×4 岡山臨港岡山港倉庫 岡山港の先端に向かう本線からスイッチバックする形で中国精油への側線が 分岐しています。ここには各種化成品タキが発着しています。 貨17 化成品タキ×4(黄、黒) 中国精油岡山事業所 貨28 化成品タキ×3(銀、黒) 中国精油岡山事業所 ダイヤ運転での貨車の識別やダイヤのバランス等を考慮して、一部に史実や 現実のものとは違っていたり、配置を変えているもの、省略しているものもあ ります。 南鉄 廃線跡を好む、しょうさんのブログにとても分かり易い図があったので 参照さてもらいます。 ↓ 【南岡山の専用側線.jpg : 259.3KB】 |
南岡山の専用側線.jpg |
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