▼ | 【887】【P-4,P-5】住友製台車組立・1 きんぎょ/中澤寛 2010/06/03 14:41 |
【906】【P-5】上周りの組立・その1 きんぎょ/中澤寛 2010/06/29 22:00 |
【907】【P-5】上周りの組立・その2 きんぎょ/中澤寛 2010/06/30 22:10 |
【908】【P-5】扉の吊下げ きんぎょ/中澤寛 2010/07/05 10:34 |
【909】【P-4,P-5】IMON伸縮カプラー きんぎょ/中澤寛 2010/07/07 16:33 |
【910】【P-5】床下機器 きんぎょ/中澤寛 2010/07/08 22:06 |
【912】【P-5】上周りの組立・その3 きんぎょ/中澤寛 2010/08/05 17:26 |
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きんぎょ/中澤寛 2010/06/29 22:00 |
来週から出かける準備もメドが立ったので、2箱目のP-5梅鉢製片貫通路片 運転台のタイプに着手。これも「にせ電」でポールを載せる予定です。 予めエッチング板から使用する所を切り取りました。 車体側板と車体前面板の上にシル・ヘッダー・ドア枠を半田付け。 貫通路のない運転台側の前面板は予想通り2枚入っていました。中央窓は 高くないタイプですが、窓枠は上縁が隠れているので、側面を削って高くし てみました。能勢電へ行った最初の10形は中央窓をどれも高くしていたので どうもデロというとそのイメージが染みついています。 側板裏板は、P-4同様、扉・戸袋窓部と台枠部分を切り取り、戸袋窓部は t0.2洋白で作ってあったものを半田付け、t0.8洋白2mm幅の帯板を貼って台 枠部分を奥に引っ込めました。 0.6真鍮線で靴摺を扉開口部の下に、0.4洋白線で運転台窓の下の2列の手 摺を、扉前面寄りの戸当たりに1.2×1.2洋白の角材を、サボ受を車体側板 中央窓上にそれぞれ半田付け。戸袋窓の保護棒はKSのt0.4洋白の0.8帯板 にする筈が、間違えてt0.3洋白1.0帯板にしてしまい、付け直しに。 3枚重ねの屋根のベースは、P-4同様最下段を小さくして水切り部を2段に 半田付け。位置決めするために最初ピンチなどで留めていると放熱効果が あるのか、なかなか半田が回らず、ほぼ位置も決まったところで全部外して コテの腹を当てて全体に半田を。 一旦熱湯で洗浄して、扉を押さえるパーツを付けるための1.4mmタップを 8か所開けます。テールライト裏には配線用に穴を開けています。 側面前面連結面と屋根ベースを箱に組み立て、端梁を取り付け。連結面側 の端梁はIMONの伸縮式のISbカプラーを付けるので大きく削っておき ます。側面下台枠の片側にP-4のとき作ってあったエアー放熱管を、前面中央 窓シル下にはポールの紐かけを0.4洋白線で、左右窓下にはサボ掛けを半田付 け。 P-4のときに2両分作った自作パーツもあり、このシリーズのキットの勝手 も分ってきたので、P-4のときの1週間分が2日で出来ています・・・ *** きんぎょ/中澤 寛/東日本電軌・煉瓦坂軌道線 東京/多摩 *** 【100629P5-Body1.jpg : 102.3KB】 |
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きんぎょ/中澤寛 2010/06/30 22:10 |
P-4同様に2段屋根部分の組立前に、オデコ部分のロストパーツに、ヘッド ライトのステイと配線用の穴、屋根上ジャンパー栓の取付穴を開けます。 2段屋根中央部の下屋根パーツは、扉吊下げの邪魔にならないよう中央開 口部を横方向に拡げます。P-4のとき、この下屋根の高さが保持しづらかっ たので、裏側に1.0洋白の角材を付けてしっかりさせました。屋根カーブも 曲げ易くなりました。 2段屋根・ダブルルーフは明り取り窓部に窓があるパーツを使ってみまし た。P-4では窓ナシので組んだのですが、どうもさっぱりし過ぎで面白くあ りません。ただ窓が開いているエッチングパーツは繊細過ぎて、とてもその ままでは下屋根上に縦に立てるのが難しそうなので、窓ナシのパーツを切っ て裏側に貼り合わせました。 両端のオデコと中央部下屋根を、継ぎ目の修正が出来るだけ少なくて済む ように慎重に合い具合を削ったりした上で半田付けしてから、明り取り窓部 を立てました。裏側の1.0角材と明り取り窓部を2枚重ねしたため、しっかり した出来あがりになりました。 3枚重ねの屋根のベースの上への半田付けは、内側の1.0角材の片側3か所 と両端のオデコの先だけにして、側板上の端はやめておきました。 屋根近くだったので後回しにしていたテールライトを半田付けします。 今回は中央の上部屋根板の取付前に、扉の吊り下げへ進むことにします。 *** きんぎょ/中澤 寛/東日本電軌・煉瓦坂軌道線 東京/多摩 *** 【100630P5-Body2.jpg : 107.1KB】 |
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きんぎょ/中澤寛 2010/07/05 10:34 |
扉の吊下げもP-4とほぼ同じですが、一部改善できたところがあります。 t0.3洋白を直角に曲げた内張りに、予め窓よりひと回り大きめにガラスを 入れる穴を抜いて、扉の裏側に半田付け。 上下左右の余分な所を切り取り、側面に嵌めてスムーズに滑ることを確認 して、側面との間に戸袋窓ガラス分+αの紙を挟み込んでクリップで押さえ ます。今回は上屋根がまだ開いたままなので、取付位置の印を付けたりせず 上から直に1.2×1.2洋白角棒を当てて半田付けが出来、大変楽でした。 その上に更にt0.4の4mm帯板を半田付けして、0.6真鍮線を2本ずつ挿して カシメておくのはP-4のときと同じです。 内側に下げた扉を押さえるパーツも同じで、t0.3洋白の7×6mmアングル材 裏側にt0.4を半田付けし、不要な部分を切り取るので、これは余分を作って いなかったアングル材の曲げから始めます。こういう所の作業に一番時間が 掛かります・・・ 小さくていいから、きっちりカクっと曲げられる折り曲 げ機が欲しいな! 今持っている折り曲げ機はイマイチ角の曲げが甘い。 P-4のときは穴開けの3/4が一発でOKだったのに、今回は全てヤスって調 整になりました。屋根ベース裏面のネジ穴の位置が不揃いだったようです。 途中工程でヘマをやると、その後が全部うまくいかなくなります・・・ 左右扉の室内側戸袋とその間の客窓下の内壁を作り、床板取付用アングル の内側にこの壁を1.4ネジで付けるので、まずアングルの加工から始めます。 床板取付ネジ、内壁取付ネジ、配線用の切り込みの穴を順に並べて開けて 戸袋より内側だけの長さに詰めます。 内壁はt0.3洋白を切って、アングル取付のため下端を真鍮ブロックの角を 使って90度曲げて、取付ネジ穴裏にt1.0洋白を補強し、アングルと重ねて取 付ネジ穴を開けてタップを切ります。 アングルを側面裏の窓下に半田付けして、内壁を取り付け、戸袋窓の位置 を確認して切り抜き、扉端と窓下にt0.4の1.0真鍮帯板の縁取り、フクシマ# 2046ロングシ−ト用ソデを使った座席の袖、戸袋窓室内側保護棒と、戸袋内 側の端・隣の客窓との間にt0.3×1.0の洋白帯板で仕切りを付けます。 と、半田付けまで済んで湯で洗って、P-4のときの画像と見比べたら・・・ 床板取付ネジと内壁取付ネジを逆にしてしまっていて、少々焦りました。 *** きんぎょ/中澤 寛/東日本電軌・煉瓦坂軌道線 東京/多摩 *** 【100705P5-Door.jpg : 111.4KB】 |
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きんぎょ/中澤寛 2010/07/07 16:33 |
P-5の床板もt0.8洋白で作り、P-4とP-5の連結面にIMON伸縮カプラー を取り付けてみました。 レイルNo.49掲載の能勢電10,12,14の竣工図では、連結面間12,712、車体 長11,925とあるので、連結面は1/80で10mm弱。ほぼスケール通りの取付位置 で、R250のカーブに載せてみましたが、OKですね・・・ 床板取付部分が大きく、今回もP-5側に付けるMGが一寸無理、というあた りが難点です。最終的には走行テストをしてみないと分りませんが、使えそ うです・・・ *** きんぎょ/中澤 寛/東日本電軌・煉瓦坂軌道線 東京/多摩 *** 【100707P4P5-IMONCoupler.JPG : 219.0KB】 |
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きんぎょ/中澤寛 2010/07/08 22:06 |
P-4同様に床下機器を取り付けました。 台車間の機器は、t0.2洋白を2枚重ねにして、機器背面を立てたベースを作 り、キットのパーツの高さと厚みを切って削って、エポキシ接着。 機器の並びが逆転しているダウトの側のは、縦に分断して並べ替えて接着。 床板には4か所でベースを1.4mmネジで取り付け。 エポキシは30分で硬化開始というのを使っていますが、気候のせいか15分 を過ぎると硬化しかけて来るようで、焦ります・・・ 故本多幹生君の遺訓 の通り、二液を混ぜる前にはドライヤーで熱し、ヘラを使って十分に混ぜる ようにしています。これ以上はチューブから少なく出せない、という位の少 量しか使いませんが、それでも使い終わる前に固まり始めます。5分硬化タイ プのほうが便利、という声も聞きますが、よく使えるなぁ!と思います。 このP-5では連結面側にMGと他2個の機器が付きますが、IMON伸縮カ プラーがあるので、両脇の2個は良いとして、MGをどうやって付けようか、 いっそ省略か?と迷いましたが、カプラー取付ネジと共締めで、t0.2取付ベ ースに一部削ったMGを接着出来て、何とかP-4とほぼ同じ外観にすることが 出来ました。 2両とも台車を付けて、仮配線でアナログ試運転の結果、R250のSカーブも 問題なく通過することを確認しました。 これでしばらく工作は休みで、明日からNMRAに出かけます。 *** きんぎょ/中澤 寛/東日本電軌・煉瓦坂軌道線 東京/多摩 *** 【100708P5-UnderFloorEq.JPG : 126.4KB】 |
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きんぎょ/中澤寛 2010/08/05 17:26 |
まだ取り付けていない上部屋根板に、ランボードなどを先に付けます。 P-4で車体を箱にしてから付けたら、リブ取付穴の隙間が残ってしまい、 明り取り窓部をやり直したときに裏から半田で埋めたので、P-5では予め付 けてしまうことにしました。 リブを付けてから、配管を付けたランボードを載せて、作っておいたポー ルフックを付けるあたりは、P-4のとき(#896)と同じです。 ロストのパンタ台座は一番下の台だけに切り取り、横にt0.2薄板を貼って 半田付け。 ポールフックの高さ決めの都合から、#907で開けたオデコの穴にヘッドラ イトを半田付け、連結面側の屋根上ジャンパー栓もランボード上の配管の先 を挿しこむのでこれも半田付け。 P-4の#897同様に前面角向かって左側だけにステップ、屋根上から右側角に 降りてくる配管を配管押さえで取り付け。 ここで2段屋根の中央上部板を両側オデコのロストパーツと半田付け。 前面端梁右側にブレーキ管を3本と、側面運転台窓下の台枠端にハシゴを半 田付けして、上周りに半田付けするパーツの取付が済んで、P-5もいくつかの ソフトメタルパーツのエポキシ接着を除けば、ドアエンジンと電装が残るだ けか?・・・ 運転台後の仕切りをまだ作っていなかった! 旧客の扉で何 とかそれらしくならないものか考え中・・・ *** きんぎょ/中澤 寛/東日本電軌・煉瓦坂軌道線 東京/多摩 *** 【100805P5-Body3.JPG : 155.9KB】 |
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