▼ | 【887】【P-4,P-5】住友製台車組立・1 きんぎょ/中澤寛 2010/06/03 14:41 |
【930】【P-4,P-5】塗装準備 きんぎょ/中澤寛 2010/09/18 21:50 |
【931】【P-4,P-5】塗装・1 きんぎょ/中澤寛 2010/09/20 20:33 |
【932】【P-4,P-5】塗装の続きと下周り組立 きんぎょ/中澤寛 2010/09/23 21:29 |
【933】【P-4,P-5】屋根の塗装 きんぎょ/中澤寛 2010/09/24 15:17 |
【934】【P-4,P-5】塗装・続 きんぎょ/中澤寛 2010/09/25 19:20 |
【935】【P-4,P-5】塗装終了 きんぎょ/中澤寛 2010/09/27 12:19 |
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きんぎょ/中澤寛 2010/09/18 21:50 |
塗装の際に上周りを保持するため、t1.0アルミ板を切って折り曲げ、屋根 裏のドアエンジン取付用ネジ穴で留めて、4mm合板に立てられるようにしま した。 台車枠は、合板に長めの2mmネジを立ててその先に留めて並べます。 塗装前の洗浄の一段階として、眼鏡用超音波洗浄機を使ってみました。 今回は車体長が短いなぁ、これなら入るんじゃないか?、ということでや ってみると・・・ 普段の半田付け後に毎回熱湯を掛けているためなのか、 機械そのものが価格的にそれなりの能力でしかないのか、思ったほどの汚れ が出て来たという感じはしませんが、洗浄槽の底には細かい黒ずみが残って いました・・・ 普段は車体側板に窓枠を半田付けしないようにしていますが、今回は組立 の都合上やむを得ずしたので、塩化亜鉛が隙間に残っていないか心配です。 窓枠部の半田付はべったりたっぷり半田を回して隙間が出来ないように努 力しましたが??? 米国の某氏は半田付け後に湯で煮てフラックスを取る とかいうことです。真似してみたい気になっています・・・ 台所用中性洗剤と車用ウィンドウォッシャ液を使った他、上周りや扉など は市販のウスターソースを使いました。ソースは特に真鍮面がピカピカにな ります。その後は勿論シャワーやポットの湯をよく掛け流して洗い、ドライ ヤを吹いて、蓋付きの番重に仕舞って乾燥を待ちます・・・ Trolley Model Train ====================== 東日本電軌・煉瓦坂軌道線 きんぎょ/中澤 寛 東京/多摩 【100918P4P5-PaintPrep.jpg : 92.1KB】 |
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きんぎょ/中澤寛 2010/09/20 20:33 |
ぱっとしない曇り空ですが、塗装を始めました。 パーツ類も全部板きれなどに貼り付け、マッハのシールプライマーをラッ カーシンナーで倍くらいに薄めて、AZTEKのエアブラシで吹きました。 次に、黒に塗る予定の台車枠とポールは黒染め済みですし、パンタはフク シマ製で既に一旦黒く塗られているので、その他の上下周りに薄いグレーを 吹きました。まずは1回目ということで、乾燥後水砥ぎして数回塗る予定。 今まで、塗装のたびに、やれば良かったと思いつつ、やっていなかったこ とを:余分のパーツなどをいくつかテストピースとして用意して、一緒に塗 装してみます。材質などは同じものを使って、同じように洗浄してあるもの で、色調、乾燥の進捗、プライマーの効き具合などを確認出来るかな?、と 期待していますが果たしてどうでしょうか・・・ Trolley Model Train ====================== 東日本電軌・煉瓦坂軌道線 きんぎょ/中澤 寛 東京/多摩 【100920P4P5-Paint1.jpg : 91.0KB】 |
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きんぎょ/中澤寛 2010/09/23 21:29 |
塗装第2日目は、まず台車枠、床下機器などと、ポール・パンタです。 台車枠、床下機器、自連、貫通幌は、一旦マッハ59D阪急旧床下色を吹い てから、その上にフロッキルのウエザードブラックを軽めに吹きましたが、 やや黒っぽくしすぎたかも? ポール・パンタはウエザードブラックのみの吹付けです。 その後、上周りの埃が付いてしまったところや妻面側面などの広めの平面 部分を軽く水砥ぎして、下塗りの薄いグレーももう1回。t1.0アルミ板の上 周り保持金具も一度外して内側にも一吹き。 塗装第3日目: 上周りの外側をざっとマスキングして、室内色をマッハ60C京阪8000上部 色で。#929で貼った窓枠内張の紙より濃い目ですが、合いそうなので。 二重屋根の継ぎ目にエポキシパテを盛って削り、下塗りグレーを吹きまし たが、まだちょっと削り方が十分でなかったようでやり直しに・・・ どうも継ぎ目の処理がうまく出来ない!!! 塗装第4日目: 生憎朝からかなりの雨です。上周り外側のマスキングを剥がして、今度は 窓・扉・裾の内側にマスキングして、外側の塗装の準備を。扉の窓部分は t0.3アクリルを嵌めるように切り抜いてあるので、t0.2位のあり合わせの 紙に両面テープでマスキングテープを貼ったものを嵌め込んでから、裏側 全体をマスキング。 塗装が済んだ下周りに、タミヤウェザリングマスタの明るめの色を撫で付 けて汚して組み立て。台車軸穴はドリル刃で浚い、車軸端にモリブデング リス、接点はLPSオイルで拭います。 両台車、デコーダ基板まで組み立て後、テスタでどこからも床に通電して いないことを確認して、下周りだけで試運転。 天気が回復したら屋根のグレーと側板のマルーンのどちらから塗るのがい いのか?、マスキングテープをどう貼ろうか考えています・・・ 阪急マルーンの下塗りにはオレンジとグレーを使ったことがありますが、 今回はマッハ#74の小田急グレーを使ってみました。 折角買った超音波洗浄機なので、ラッカーの撹拌にも使ってみました。缶 を洗浄槽に漬けて数分でよく混ざってくれるようです。30年以上活躍した古 い縦型DCモータで作った撹拌棒がこれでお役御免かな? 10月号とれいんは塗装特集ですが、塗料の撹拌とか下塗りは何色がいいか ということは余り書かれていないようですね・・・ Trolley Model Train ====================== 東日本電軌・煉瓦坂軌道線 きんぎょ/中澤 寛 東京/多摩 【100923P4P5-Paint2.jpg : 91.2KB】 |
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きんぎょ/中澤寛 2010/09/24 15:17 |
塗装第5日目、まだ曇り空で時折小雨もぱらついていますが、屋根上を先 に塗装することにして、一旦水切りから下をマスキングして、マッハ30鉛丹 色とPE用特製タンを混ぜたものを吹付け。 まだ艶ありピカピカなのでややイメージと違いますが、同じ色を吹いたテ ストピースにエコーのベンガラをすり付けてみると、何とかなりそうです。 Trolley Model Train ====================== 東日本電軌・煉瓦坂軌道線 きんぎょ/中澤 寛 東京/多摩 【100924-P4P5-RoofPaint.jpg : 87.7KB】 |
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きんぎょ/中澤寛 2010/09/25 19:20 |
台風接近で風が強めなものの陽が射して来て塗装日和、鉛丹色に塗った屋 根上をマスキングして、塗装第6日目はいよいよマルーンの吹き付けへ。 マルーンを吹く前に、マスキングテープの隙間を塞ぐために、もう1回ブ レンドした鉛丹色を全体に吹きます。これでかなり隙間からマルーンが滲む のが防げる筈・・・ ですが、マスキングがどうもしっかり付いていない所 があるようで、かなり不安含みのスタート。 1回目を吹いて、埃などを取って、2回目を吹付け。マスキングを剥がすと 2ヶ所隙間からの吹き込みがあり、再度水切りから下をマスキングし、鉛丹 色を部分的に吹き直し。隙間の滲みはどこにも出なかったので、対策はうま くいったようです。その昔いっこうさんから教えていただいた方法・・・ マルーンの下地は結局グレーでなく、その上に鉛丹色を吹いてしまったの で、予想よりも柔らかめの感じのマルーンになりました。テストピースでグ レーだけの下地に吹いた所はやや冷たい感じのマルーンになっています。 妻面端梁と裾周りの台枠を残して上を全てマスキングして、フロッキルの ウエザリングブラックを吹付け。窓裏のマスキングを剥がして、一部タッチ アップ・・・ Trolley Model Train ====================== 東日本電軌・煉瓦坂軌道線 きんぎょ/中澤 寛 東京/多摩 【100925P4P5-Paint4.jpg : 75.9KB】 |
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きんぎょ/中澤寛 2010/09/27 12:19 |
P-4,P-5の貫通路の無い全室式運転台は、マスコンが随分と外から見て右 へずれた位置にあるようです。3枚窓右側のかなり中央にハンドルが見えま す。ブレーキ弁ハンドルが運転士のすぐ前にあって、左手をぐっと横に出し て背の高いマスコンを操作している写真がレイルNo.49の表紙にあります。 エコー#2670私鉄用電車運転台旧型のマスコンとブレーキを切り離して、 ウェザリングブラックで塗装、P-4の貫通路側のは切り離さずそのまま使い ます。マスコンハンドルには後で真鍮色を挿して、#929の妻面窓枠内張に エポキシ接着します。 ハンドルのスポーク本数が5本と実際の3本より多いですが、エコー#2605 のハンドブレーキ(E)をエポキシで組み立てて、これも塗装。ハンドル部は スポークが曲がって輪がめり込んでいる形の筈なので、押し曲げて接着。 屋根上はヘッドライトとポール台だけウェザリングブラックを吹き付け。 テープの小片を切ってマスキングしまくって、吹き付け後に剥がしてみて、 綺麗にうまく塗り分けられていたときの快感! 車番は「にせ電」なので、阪急から能勢電へ最初に行った10〜15と28+29 以外の、能勢電にはいなかった16+17にします。両運のP-4を16、片運P-5を 17として、同じ組合せのMc+Mcの10+11、12+13、14+15もどきに(^^; 手持ちのインレタをあれこれ探したのですが、阪急用はやや大きめなので 敬遠し、やや小さめですがKATOスハ43系用に16,17が並んでいたので使いま した。阪急〜能勢電時代もP-4,P-5は特徴ある新京阪の字体が書き続けられ ていたそうなので、本当はデカール自作しなくてはいけないのかも知れませ んが手抜きしました・・・ にせ電ですから・・・ 車番のインレタを貼ったので、上周り全体に半光沢のMr.カラークリアを 吹いて、ヘッドライトの反射板部にクロームシルバーで銀色を、エアホース 管コックに白・緑・赤を筆塗りしました。 屋根の鉛丹色の上にエコーのベンガラ粉を擦りつけて、艶消しクリアを吹 き、タミヤウエザリングマスタのライトサンドで汚しました。塗装は以上で ひと区切りとなりました。 Trolley Model Train ====================== 東日本電軌・煉瓦坂軌道線 きんぎょ/中澤 寛 東京/多摩 【100927P4P5-Paint5.JPG : 116.5KB】 |
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