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▼ | 【947】下拵え1・非動力台車用車輪 きんぎょ/中澤寛 2010/10/25 19:42 | ![]() ![]() |
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【948】下拵え2・非動力台車用センターピン きんぎょ/中澤寛 2010/10/26 22:35 | ![]() ![]() |
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【949】下拵え3・非動力台車用センターピン台座 きんぎょ/中澤寛 2010/10/28 22:29 | ![]() ![]() |
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【950】下拵え4・動力台車モータ振れ留め きんぎょ/中澤寛 2010/10/31 17:39 | ![]() ![]() |
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【952】下拵え5・動力台車ギアボックス集電シュウ きんぎょ/中澤寛 2010/11/19 10:09 | ![]() ![]() |
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【953】下拵え6・動力台車ギアボックス組立 きんぎょ/中澤寛 2010/11/20 17:41 | ![]() ![]() |
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【955】下拵え7・雌ネジブロック切削その1 きんぎょ/中澤寛 2010/11/29 17:46 | ![]() ![]() |
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【956】下拵え7・雌ネジブロック切削その2 きんぎょ/中澤寛 2010/11/30 18:26 | ![]() ![]() |
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【957】下拵え7・雌ネジブロック切削その3 きんぎょ/中澤寛 2010/12/01 21:22 | ![]() ![]() |
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【958】下拵え7・雌ネジブロック切削その4 きんぎょ/中澤寛 2010/12/02 18:15 | ![]() ![]() |
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【959】下拵え7・雌ネジブロック切削・続1 きんぎょ/中澤寛 2010/12/04 22:24 | ![]() ![]() |
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【960】下拵え7・雌ネジブロック切削・続2 きんぎょ/中澤寛 2010/12/06 15:32 | ![]() ![]() |
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【961】下拵え8・長ネジパイプ切削・その1 きんぎょ/中澤寛 2010/12/09 23:11 | ![]() ![]() |
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【962】下拵え8・長ネジパイプ切削・その2 きんぎょ/中澤寛 2010/12/10 15:57 | ![]() ![]() |
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【963】下拵え9・モータ取付台と軸受台・その1 きんぎょ/中澤寛 2010/12/23 19:03 | ![]() ![]() |
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【964】下拵え9・モータ取付台と軸受台・その2 きんぎょ/中澤寛 2010/12/25 22:28 | ![]() ![]() |
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【965】下拵え9・モータ取付台と軸受台・その3 きんぎょ/中澤寛 2010/12/28 15:59 | ![]() ![]() |
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きんぎょ/中澤寛 2010/10/25 19:42 |
次に何に取り掛かるか、例によって決まっていませんが、台車・車輪周り のパーツの下拵えを始めています・・・ 非動力台車用車輪の集電パイプは一部パーツを変えて合理化しました。 車輪は日光モデル製10.5スポーク黒メッキで、両側共絶縁タイヤです。画 像左側の簡単なジグで小ハンマとバイスを使い自分で圧入します。振れが出 ないように少しずつ回しながら叩き込み、転がしてみて確認しながらやりま す。 まず片側のタイヤを規格位置に嵌めます。軸長25.5タイヤ厚2.4で、仕上 がりバックゲージを14.7にするとして、軸端からタイヤまで3.0、タイヤ裏 からもう一方の軸端まで20.1となるので、ノギスで確認しつつやります。 一旦もう一方のタイヤも嵌めたほうが振れが少なく出来るようなので、反 対側もおおよその位置へ振れが出ていないか確かめつつ嵌めてみて、抜いて おきます。 日光の10.5スポークは4mmパイプを内側に当てるだけで電気的に接続出来 ます。京津線260のとき(#642)のように端に錫メッキ線を付けたり穴を浚わ なくても大丈夫です。4mm銅パイプの4.5mm長のものをまとめて切っておきま す。これは前回の下拵え(#742)と同じ手順です。 4mmパイプを車軸に挿したときの絶縁材には、今までエンパイヤチューブ やシュリンクチューブとプラワッシャを使っていました(#743)が、今回は画 像Fのジュラコン製ブッシュを使ったので、組立が大変簡単になりました。 鍔5mm・細い部分は3.0/2.0で、銅パイプの内径や車軸ともぴったりです。細 い部分は最長でも1.5mmのものしかありませんがブレも出ず問題ありません。 両側のタイヤへパイプを押しつけるバネは、画像B,Cはセンターピン用の 余り、Aは近所で買った線径0.26外径3.5全長20.0を半分に切ったものです。 パイプとバネを挿し込み、もう一方のタイヤの圧入は画像左上のジグをバ イスに挟み、これも少しずつ回しながら振れがないように注意して押し、バ ックゲージを14.7にします。 圧入後はテスターで導通・絶縁を確認します。 Trolley Model Train ====================== 東日本電軌・煉瓦坂軌道線 きんぎょ/中澤 寛 東京/多摩 ![]() 【101025非動力車輪-3d.jpg : 105.5KB】 |
![]() 101025非動力車輪-3d.jpg |
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きんぎょ/中澤寛 2010/10/26 22:35 |
非動力台車のセンターピンは、床上からビス留めなどしたくないので、ベ ーク板やアクリル板を床裏に付けて、そこにタップを立ててネジ留めして来 ました。が、ベークの場合特にこのネジ穴がすぐ甘くなってしまい、何か良 い解決方法はないものか?、と思っていました・・・ もうこれは真鍮か洋白にタップを立てるしかないです。出来れば既に作っ てしまったもの、せめて最近の京津線260あたり以降のものくらいは簡単に 改造出来る方法にしたいものです。 午前中、ぼーっとしながら考え&うたた寝などして出した答えが添付の画 像のような方式です。最終的な台車中心位置を正確に決め易い、部品点数が 少ない、組立分解が簡単といったあたりがポイントです。 エコーの2.4/1.5パイプの中を1.6mmドリルで浚って、先端に3mm程2mmタッ プを立てました。これを6mmに切り、3×6mmの中心に2.4穴を開けたt1.0洋白 の小片に挿して半田付します。 ベースのベーク板は2枚重ね、中心部で合計2mm厚ですが、重ねたままで中 心穴を2.4mmに拡げます。これに小片付きパイプを一旦挿してみて、底側に 小片の輪郭を記し、2枚をバラして底側だけ穴を長方形に拡げます。長方形 の穴は多少大きくなっても、2枚重ねに戻して挿したときパイプが回らなけ れば良いので気楽です。組立後、念のためカプトンテープを底に貼って絶縁 しておきます。 台車の取付は、2mm×2mm十字穴ネジ+ワッシャ+スパイクモデルS-1001ス プリングを組み易いように瞬着で接着したもので留めます。 ネジ穴が甘くなっていたニセ電P-4,P-5の2両のを早速改造しました。 Trolley Model Train ====================== 東日本電軌・煉瓦坂軌道線 きんぎょ/中澤 寛 東京/多摩 ![]() 【101026非動力センターピン3d.jpg : 69.6KB】 |
![]() 101026非動力センターピン3d.jpg |
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きんぎょ/中澤寛 2010/10/28 22:29 |
t1.0ベーク板とt0.1燐青銅板に、穴を並べて切って、下拵え2で作った新 しいセンターピンを使う非動力台車用のピン台座を6組作りました。 添付画像の左側の構成で、ベーク板・燐青銅板は1.4mmネジ6か所で組みま すが画像では省略しています。右下のが組み上がった台座の表裏です。 Trolley Model Train ====================== 東日本電軌・煉瓦坂軌道線 きんぎょ/中澤 寛 東京/多摩 【101028-TTrkPBase.JPG : 87.7KB】 |
![]() 101028-TTrkPBase.JPG |
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きんぎょ/中澤寛 2010/10/31 17:39 |
トラックモータ方式にする動力台車は、今回もワールド工芸2719Wモータ とIMONギアの組合せの予定です。 t0.5洋白板でモータの回転振れ留めを作りました。前回の#744と同じで、 ギアボックス間に置くモータが回ってしまわないように、ボルスタ裏でセン ターピンの1.4mmネジの先を挿す長穴が開いた板をモータ端部から出します。 穴をまとめて並べて開けて、折り曲げてから切り出して整形します。t0.3 位でも強度的には良さそうな感じですが、モータへの取付ネジの長さ制限が 不明なので実績ある今までと同じ厚みにしました。ネジは1.4の1.4mm長を使 っています。2719Wモータは製造元変更だそうで、取付ネジ間隔が6.5mmに変 わっています。 Trolley Model Train ====================== 東日本電軌・煉瓦坂軌道線 きんぎょ/中澤 寛 東京/多摩 ![]() 【101031MtSwngStpr-1d.jpg : 81.4KB】 |
![]() 101031MtSwngStpr-1d.jpg |
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きんぎょ/中澤寛 2010/11/19 10:09 |
どうも11月になると毎年不調で、今年も風邪なのか秋の花粉症?なのか、 しばらく工作が進みませんでした・・・ 動力台車にはIMONギアを使い、両絶車輪にするので、ギアボックス側面に 集電シュウを貼ります。前回の下拵え(#745)の反省を踏まえて、t0.1燐青銅 板には小穴を並べ、エポキシを塗った和紙を絶縁材にして、剥がれにくいよ うにしてみました。接着は2回に分け、まず燐青銅帯板に和紙を貼り、小穴 に外側までエポキシが回っていることを確かめてから、ギアボックス側面に 貼っています。 画像右上の仮組見本は前回作成分の余りなので、トレペを絶縁材にしてい ます。 Trolley Model Train ====================== 東日本電軌・煉瓦坂軌道線 きんぎょ/中澤 寛 東京/多摩 ![]() 【101119MTCllctrShoe.jpg : 88.5KB】 |
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きんぎょ/中澤寛 2010/11/20 17:41 |
まず、非動力台車#947と同じく、両側とも10.5スポーク黒メッキ絶縁タイ ヤに打ち替えます。軸中央のギアとメタルはセロテープを巻いて養生して、 タイヤは両側いっぺんに嵌めてジグで少しずつ圧入、転がしてみて振れてい たらやり直し・・・ 次は、ワールド2719Wモータの両軸に直結させるために、ウォーム軸をパ イプに交換します。 元の軸から軸受メタルやワッシャを失くさないように注意して、ウォーム ギアを抜きます。2719Wモータの軸は1.0、元のシャフトは1.5なので、10mm に切ったエコー1.5/1.0パイプにウォームギアを半田付けして、熱湯でよく 洗浄しておきます。 メタル取付部にエポキシが溢れていたら削っておいて、車軸のメタルが集 電シュウと接触していないか確かめ、ギアボックスを組み立てます。 集電シュウのt0.1燐青銅は急角度で折り曲げると切れてしまうので、注意 して外側・車輪裏側へ折り曲げ、余分はカットします。 隙間無く組み立て出来たか、元通り滑らかに回るか、確認します。 Trolley Model Train ====================== 東日本電軌・煉瓦坂軌道線 きんぎょ/中澤 寛 東京/多摩 ![]() 【101120MGearBox.jpg : 114.9KB】 |
![]() 101120MGearBox.jpg |
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きんぎょ/中澤寛 2010/11/29 17:46 |
ドアエンジン用パーツのひとつ、雌ネジブロックを切削します。 P-4,P-5(#913)のときと同じ手順で、初めに100mm幅のt5.0真鍮を、20×20 ×100mmブロックのワークに留めて、エンドミルで3mm厚に削るのですが、フ ライス盤の制約で手持ちの100×100mmのt5.0は100×60mmに縮めないと削れ ないので、ドリル穴を並べて開けエンドミルで切断します(画像1,2,3)。 ブロックのワークは中央に留めてあり、両端とも3mm厚に削り(画像4)、両 側で16個、その後、もう一度t5.0真鍮の残った所に同じことを繰り返して削 って更に16個で計32個作ると、ドア開閉だけなら8両分、ポールも動かすと 6両分になる筈です・・・ 作り損じが出なければ・・・ 京津260-3次車(#796)で書いたように、何もわざわざt5.0から削らなくて も、t3.0を使えば良いのですが、某ハ○ズで買った100×100mmのt3.0は切断 時のねじれが出ていて使えなかったのです。 Trolley Model Train ====================== 東日本電軌・煉瓦坂軌道線 きんぎょ/中澤 寛 東京/多摩 【101129FBlock1.JPG : 128.3KB】 |
![]() 101129FBlock1.JPG |
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きんぎょ/中澤寛 2010/11/30 18:26 |
雌ネジブロックを切削の続きです。 3mm厚の断面中央に、1.5mm(a)-1.6mm(b)-1.5mm(c)の竪穴を8組開けていき ます。1.5mm穴のスライド溝(a)〜(c)の間隔は8.5mm、隣の組との間は3.5mm です。初めにセンタードリルで穴の位置を付けてから、1.5と1.6のドリルを 交換しつつ開けています。 > 作り損じが出なければ・・・ などと書いてしまったのに、案の定、2ヶ所もドリルの刃を折って埋め込ん でしまいました。10mm近くも深さがあるので、かなり注意したつもりでした が、最後もう一寸というところでやってしまいました。 折れた刃が埋まったままでは後で危ないので、泣く泣く周囲を切って取出 しておきます・・・ 使っているフライス盤はSAKAI MM-140で、XY軸に平面移動出来るテーブル の上にボール盤のようなものが立っている構造です。このXYテーブルの送り 目盛が1.5単位なので、同じパターンを繰り返すときは、穴開け位置の1組ず つを1.5mmの整数倍にすると、間違いにくく楽です。今回は1組12mmで、ゼロ 点で始めれば、中心(b)がゼロ点の繰り返しになり、思わぬ勘違いを防止で きます。 また、例えば(a)〜(b)間4.25mmは「2.+1.25」同じ目盛位置へ2回回して 1.25ずらし、というような目盛数を略図に書き込んでおいて、テーブル送り ハンドルを回しています。0.025単位まで目盛はありますが、繰り返しの目 盛を読むのが面倒なので0.25mm単位までで済むように寸法を決めています。 送りハンドルには遊びがありますから、遊び分をずらしてしまわないよう にしないと、当然のことながら正確な結果は得られません。ハンドル回しは 反時計方向と決めていて、戻ったときは行き過ぎてから反時計方向に送り直 して目盛合わせします。 Trolley Model Train ====================== 東日本電軌・煉瓦坂軌道線 きんぎょ/中澤 寛 東京/多摩 ![]() 【101130FBlock2.jpg : 68.6KB】 |
![]() 101130FBlock2.jpg |
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きんぎょ/中澤寛 2010/12/01 21:22 |
その1(#955)の最初でt5.0真鍮を20×20×100mmブロックのワークに留めた のは、盤上のバイスに縦横どちら向きにも固定出来るようにするためです。 横向きに変えて平らにして、位置を慎重に合わせ、端から3.5mmの位置の 各組中央に4mm間隔で、下穴1.1mmを2つずつ開け、1.4mmタップを立てます。 3mm厚のままではタップ立てがやや不安、折り込みそうなので、予め半分 弱の深さまで下穴を1.5mmに拡げてから切ります。(画像1) タップはチャックにくわえて手回しで、オイルを挿しつつ「三歩進んで二 歩下がる」で、軋み具合に聞き耳をたて、ゆっくり切ります。 次は、隣の組との中間を2mmエンドミルで削り取ります。(画像2) 位置合わせを確かめるため、1〜2ヶ所1.5mmで削ってみてから始めます。 板の前面から3mm厚に一度に切り込むのではなく、上面から少しずつ縦の溝 を彫って行きます。若干左右の1.5穴の側面開き具合に差が出たので、横方 向へ微調整して削り直します。このブロックの幅は別段精度が必要なもので はなく、あくまで外見上を揃え、最小の寸法に納めるためです。 反対側のもう一揃いも同じように削ります。 もう一度縦に固定し直して、3mm厚上辺中央に5mmエンドミルで2×5mmの凹 部を削ります。(画像3) 反対側は、後で1個ずつになったものを1.4mmネジ2本でワークに留めてか ら削ります。凹部が向き合った中央の右または左の2mmネジを切る部分には 3mm残る計算です。 0.5mm厚30mm径のメタルソーで高さ7mmに切断して、1個ずつバラバラにし ます。(画像4) それまでのエンドミルより刃の径が大きいので回転数を一番遅い280rpm に変えて、両側から少しずつ切っていきます。少しずつと言っても、3mm厚 ですから2周目には切り終わります。 Trolley Model Train ====================== 東日本電軌・煉瓦坂軌道線 きんぎょ/中澤 寛 東京/多摩 【101201FBlock3.JPG : 102.7KB】 |
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きんぎょ/中澤寛 2010/12/02 18:15 |
1個ずつバラバラになったものを、1.4mmネジ2本でワークに並べて留めて、 反対側にも5mmエンドミルで2×5mmの凹部を削ります。 凹部が向き合った中間の2mmネジを切る部分の厚みは3mmになります。 この3mmと、この中に通す雄ネジ部の長さの合計が、ドアエンジンで左右 動する長さ=扉開閉の長さになるので、不揃いにならないよう注意します。 ワークに留めたままで、中央の1.6mm下穴に2mmタップを立てます。 これもタップはチャックにくわえて手回しします。1.4mmタップよりは安 心ですが、慎重に立てていきます。 終わったらワークから外し、表面を耐水ペーパで仕上げ、左ネジを切った ものには目印の切れ目を入れておきます。 Trolley Model Train ====================== 東日本電軌・煉瓦坂軌道線 きんぎょ/中澤 寛 東京/多摩 【101202FBlock4.JPG : 101.5KB】 |
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きんぎょ/中澤寛 2010/12/04 22:24 |
使い残しのt5.0真鍮板で更に16個作れる筈ですから、続きを・・・ まず両側を1mmずつ削って、3mm厚にします。(画像1) 次は1.5-1.6-1.5mmの竪穴を8組ずつ開けますが、今回は先に1.5だけ開け、 後から1.6という手順にしました。(画像2) 前回ドリルを2本も折り込んでしまったので反省して、切り粉を頻繁に外に 出すよう、切り粉が刃の溝に付いたまま回さないように注意しました。 横向きに変えて、4mm間隔で下穴1.1mmを開け、下穴を1.5mmに拡げてから、 1.4mmタップを立てます。(画像3) 各組の中間を2mmエンドミルで削り取ります。(画像4) 中心1.6穴の前に1.5エンドミルを回し、デジカメのズームで拡大して眺め て位置合わせしました。(画像5) 1〜2ヶ所1.5mmで削って位置を確かめるのは、前回と同じです。(画像6) Trolley Model Train ====================== 東日本電軌・煉瓦坂軌道線 きんぎょ/中澤 寛 東京/多摩 【101204FBlock5.JPG : 107.9KB】 |
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きんぎょ/中澤寛 2010/12/06 15:32 |
続きの続きです。 使い残しの分はネジ留めしたままでは切断しにくいので、ブロックのワー クから外してメタルソーで高さ7mm+0.2mmほど余分に切断、まず8個をバラ バラに。(画像7) 1.4mmネジ2本で別のワークの厚板に縦に留めて並べ、5mmエンドミルで高 さを揃えてから、両側の上下中央に2×5mmの凹部を削ります。(画像8,9) 1回目は、この凹部の切り込みが不揃いだったので、少し手順を変えまし た。が、どうもこの凹部が向かい合った3mmになる筈の寸法の精度が出ませ ん。フライス盤には水平方向のXYテーブルの他、エンドミルなどを付けて回 す主軸を上下させるダイヤルがあり、これでやるのですが、操作が下手なの か、かなりの数が3mmを割り込んでしまいました。パイプに切る雄ネジの方 の長さでドア開閉必要寸法の辻褄を合せるしかなさそうですが、最後の8個 分だけ頑張ってようやく3mmを確保しました・・・ 最後に1.6mm下穴に2mmタップを立てれば終わりです。(画像10) 1回目で失敗した分には前回の余りを充当して、32個準備終了・・・ Trolley Model Train ====================== 東日本電軌・煉瓦坂軌道線 きんぎょ/中澤 寛 東京/多摩 【101206FBlock6.JPG : 93.4KB】 |
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きんぎょ/中澤寛 2010/12/09 23:11 |
次はドアエンジンのモータ軸に付けて雌ネジブロックを動かすための2mm 長ネジをパイプに切ります。 2.0/1.0の真鍮パイプをぶつ切りにして、フライス盤の主軸にくわえて、 下のバイスにダイスを固定し、主軸を手回しして切るというやり方でずっと やってきました。パイプの方を固定して、ダイスをホルダーに付けて回すの が普通なのでしょうが、20mmも切っていくと、どうも捻れてしまって綺麗に 出来ません。邪道かも知れませんが・・・ 初日はまず右ネジ用を16本。1時間で4本位しか切れないのですね。単調で 飽きてくる作業工程です。 二日目は左ネジ用を午後2時間で8本、夜も2時間で8本。左用ダイスにはプ ロが素人用にガイドをロウ付けしてくれたので、切り始めの喰い付きが一発 で決まります。 Trolley Model Train ====================== 東日本電軌・煉瓦坂軌道線 きんぎょ/中澤 寛 東京/多摩 【101209MScrew1.JPG : 83.6KB】 |
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きんぎょ/中澤寛 2010/12/10 15:57 |
ドアエンジンのモータ軸に長ネジを切ったパイプを挿し込みますが、ワー ルド工芸2719Wの軸が片側8mmしかなく、ネジを切った部分だけでは長さが足 りません。と言うわけで、毎度のことながら、折角切ったネジ山の端を片側 だけ6mm程削り取って、モータ軸接続部分にします。 ネジ部分に一回り太いパイプを被せ、前後をナットで留めて養生して、ド リルレースします。下端が振れないように1mmシャフトを立てて、パイプの 端を挿して回します。 削り取った所で雌ネジブロックを空回りさせて、扉が必要以上に開閉しな いようにすることになります。扉開閉幅に応じて、ネジ部分をカットして、 反対側には1.5/1.0パイプを使うので、削るのは片側だけです。 「扉開閉幅寸法<長ネジのネジ部分+雌ネジブロックのネジ部分」で、車体 に納められるドアエンジンの長さが許せば、1〜2mmでもネジ部分合計を多め にしてバネを効かせてやると、扉が隙間なく閉まりますし、開いたときの引 き残しも余計に出さずに済みます。 Trolley Model Train ====================== 東日本電軌・煉瓦坂軌道線 きんぎょ/中澤 寛 東京/多摩 【101210MScrew2.JPG : 55.7KB】 |
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きんぎょ/中澤寛 2010/12/23 19:03 |
ちょっと休んでしまいましたが、町工場を再開・・・ ドアエンジンのモータ取付と軸受のアングル材を、t0.3洋白から。 買って来た板のままでは作業しづらいので、まず100×90単位に切り出し。 取付部底面、端から6mmのところを折り曲げ機で折り曲げ。一回曲げただけ では角が甘いので、裏返して折り曲げ直し、更に真鍮棒材を当てて軽めに叩 いておきます。 折り曲げの内側の隅からモータ取付用は7mm+、両端の軸受用は5mm+で少 しずつ余分に切り出し。残ったt0.3洋白の端を、再度折り曲げ〜切り出しの 繰り返し。最後の挟みシロが少し無駄になりますが、折り曲げ機に挟む部分 が余り短いとズレてしまい、曲げづらいですから。 この辺の寸法はざっとしたもので、ドアエンジンの組立精度には無関係な のですが、見た目を良くするためにアングル材の縁はエンドミルで仕上げま す。 Trolley Model Train ====================== 東日本電軌・煉瓦坂軌道線 きんぎょ/中澤 寛 東京/多摩 【101223-Angle1.JPG : 82.2KB】 |
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きんぎょ/中澤寛 2010/12/25 22:28 |
仕上げたアングル材に穴を開けます。 真鍮角材と厚板と一緒にバイスに挟み、基準位置のクロステーブルのダイ ヤルをセットします。この最初の位置決めが仕上がり精度に一番影響するの で、時間を掛けて慎重に合わせます。基準にする側面に1mmドリル刃を降ろ して、隙間が開かず・当らずの位置を出します。 メモした寸法の目盛数を送って、最初にセンタードリルを、次にドリルで 所定のサイズの穴を、モーター軸中心のボスの4mm穴は少しずつ順に太い径 のドリルに替えて開けていきます。径が太いドリル刃は長いので、途中で替 えるときにはモータ〜チャック部を上げますが、このときも既に開けた穴に ドリル刃がまっすぐ刺さるか良く確認して位置を決めます。 今回は1本に9個ずつ、1個分10.5mmとダイヤル目盛一回りの1.5の倍数にし て、各穴位置が同じ送り目盛の繰り返しになるようにしてミスを防止しまし た。切りシロも出ますし出来あがり寸法は10mmの予定です。 アングル片面に穴が並んだら、端からもう一度位置決めするときの目安に するため、各個の境のセンタードリルの窪みに直角を出した(筈の)L型材 を当てて、もう一方の面まで境界線をケガキます。 どちらの面も同じ端から目盛を送って穴開けするので、真鍮角材の反対側 に挟みます。送りダイヤルの遊びで狂いを出さないように、右へ送ったり左 へ送ったりせず、右から左の一方向だけしか送らないようにします。 Trolley Model Train ====================== 東日本電軌・煉瓦坂軌道線 きんぎょ/中澤 寛 東京/多摩 【101225-Angle2.JPG : 80.3KB】 |
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きんぎょ/中澤寛 2010/12/28 15:59 |
アングル材に穴が並んだので、境界のケガキ線でブツ切りにします。 が、90度直角の2面を糸鋸で両方とも真っ直ぐ切るのは、中々うまくいか ないことが多いので、簡単なジグを作りました。木造建築用?アングル金具 の内側の隅をエンドミルで削ったものと、メタルソーで切り込みを入れたも のを用意して、これに挟んで切断しました。 10.5mm単位で穴を並べてあり、4/0のノコ刃が0.2mmあるので、正しく切れ れば10.3mmになる筈ですが、挟む位置で微妙にずれてしまうので、切ってか らヤスリがけして10.0mmに揃えました。 ここは多少誤差があっても組立精度には問題ないでしょう。むしろ切って みると2面の穴の位置に多少のズレが出た組があり、組立ネジ留め時の調整 をしなくてすむよう、ズレの少ないものから選ぶことになりそうです。 Trolley Model Train ====================== 東日本電軌・煉瓦坂軌道線 きんぎょ/中澤 寛 東京/多摩 【101228-Angle3.JPG : 118.5KB】 |
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