▼ | 【47】ACアナログ車のDCC化 その1 真水博之 2004/06/13 23:44 |
【48】ACアナログ車のDCC化 その2 真水博之 2004/06/13 23:45 |
【49】ACアナログ車のDCC化 その3 真水博之 2004/06/13 23:47 |
【53】「白雪姫方式」 きんぎょ/中澤寛 2004/06/14 23:34 |
【56】RE: 「白雪姫方式」 真水博之 2004/06/15 00:02 |
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真水博之 2004/06/13 23:45 |
次は集電関係です。 AC3線式の場合、両側のレールが同極で、線路中央の突起がもう一方の極になります。 ですから、リバース配線をしても、ギャップがいらないのですね。 で、両側の線路が同極ということは、両側の車輪は絶縁されていない、ということ でして、これを片絶車輪に改造しました。 幸いにも、車輪が車軸からスポッと簡単に取れましたので、車輪を加工しました。 まず、動力・集電の両台車の同じ側で片側の車輪だけをすべてはずします。 DC2線式の場合、集電の関係で、絶縁されている車輪の向きは、前後の台車で逆に しますが、AC3線式は両側のレールが同極であるため、両台車とも台枠に電気的に 接続されており、そのように逆にすると、ショートしてしまいます。 そして、はずした車輪の軸が通っていた穴をドリルで直径5mmに広げ、そこに同じ径の プラ棒を差し、瞬間接着剤で固めた後、形を整えます。 最後に車輪の中心に、改めて車軸の通る穴を少しきつめに開けて、車軸に差せば出来 上がりです。 ただ、私の場合、最後の車軸用の穴あけで、芯が出ていなかったようで、走行時に 若干、車体が揺れるようになってしまいました。 信通区助役 真水 博之/さいたま市南区 【BB26006_2.jpg : 191.4KB】 |
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真水博之 2004/06/13 23:47 |
最後に集電関連ですが、AC3線式では台枠(電気的に車輪・台車に接続されて いる)に接続された配線と、車輪間にある集電シューからの配線が制御回路に 接続されています。 車輪については片絶加工をしましたので、片側のレールからの集電は、そのまま、 台枠に接続された端子を使用しました。 もう一方のレールからの集電は、集電シューの配線をそのまま利用することに して、シューの代のわりに絶縁側の車輪から集電するように集電板を自作しま した。 これは、いらなくなったGMの新動力の集電板を適当な長さに切った後、曲げただけ のものです。 これで、DC2線式で走るようになりましたので、後は、通常のDCCデコーダ搭載 工事をして完成です。 信通区助役 真水 博之/さいたま市南区 【BB26006_3.jpg : 199.7KB】 |
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きんぎょ/中澤寛 2004/06/14 23:34 |
真水博之さん、こん**は >そして、はずした車輪の軸が通っていた穴をドリルで直径5mmに広げ、そこに同じ径の >プラ棒を差し、瞬間接着剤で固めた後、形を整えます。 >最後に車輪の中心に、改めて車軸の通る穴を少しきつめに開けて、車軸に差せば出来 >上がりです。 > >ただ、私の場合、最後の車軸用の穴あけで、芯が出ていなかったようで、走行時に >若干、車体が揺れるようになってしまいました。 プラ棒ではなく、パイプ状のものを使えば、もっと良かったのではないでしょ うか? そこで思い出したのが、昔々のTMSに出ていたという「白雪姫方式」です。 TMSの号数もまだ2桁のころ、「白雪姫鉄道」というのがあって、そのロコ の動輪を2線式用で自作する方法・・・ プレート車輪にしか使えませんが、車軸の周囲に4〜6ヶ所ほど、タップ穴を 切って、穴は仮にボルト止めして位置を保持しつつ、1ヶ所ずつ左右の隣接す る穴に向かってノコで切れ目を入れて、切れ目を入れた穴には爪楊枝とか今の 時代ならプラネジもいいかも知れませんが絶縁物を埋めて行って、中心部と周 辺部を絶縁する、という、細部はオリジナルとは違っているかも知れませんが そういう方法がありました、という昔話でした・・・ ちなみに、弊社軌道線の複線分岐や交差の部分のレールは、真鍮板をベースに 上にレールを半田付けして、必要な箇所にギャップを切っていますが、発想の もととなったのは、この「白雪姫方式」です。 −−−−:−−−−:−−−−:−−−−:−−−−:−−−−:−−−−: 27レ Trolley Model Train 車掌/きんぎょ/中澤 東京・多摩 |
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真水博之 2004/06/15 00:02 |
>プラ棒ではなく、パイプ状のものを使えば、もっと良かったのではないでしょ >うか? それも考えたんですが、ちょうどよいサイズがなかったこともありますが、 加工精度が悪いのは、車軸の穴を開けるほうではなく、車輪の穴を拡大する ほうだったんです。 車軸の穴を開けるほうは、プラへの加工ですので、ピンバイスでゆっくり慎重 にできるのですが、車輪の穴を拡大するほうは、電気ドリルで、一気にやって しまいますので。 しかも、すでにある穴を広げるというのは、中心がないわけですから、私には なかなか難しいところがあります。 ですから、どちらかというと、車軸の穴を開けるほうで、車輪の穴を拡大した ときの狂いを吸収するという形になります。 もう1台改造予定ですので、そのときは治具を作ろうかと思っています。 まぁ、今回のも、穴を3mmプラ棒で埋めて、再度開けなおそうかとも思って いますが。 信通区助役 真水 博之/さいたま市南区 |
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